内容説明
歴史的でありながら歴史の彼方にあるような、いくつもの顔を持つ『妖精の女王』を中心に、ルネサンスの詩人スペンサーを論究する!詳細な訳注付。
目次
第1章 伝記的に
第2章 ルネサンスの詩人として
第3章 王朝の叙事詩
第4章 寓意の叙事詩
第5章 英雄、悪党、その間にあるもの
第6章 野生の人と土地
第7章 愛と帝国
スペンサー年譜
付録『妖精の女王』梗概
著者等紹介
バロウ,コリン[バロウ,コリン][Burrow,Colin]
All Souls College,Oxfordのシニア・リサーチ・フェロー。またユニヴァーシティー・レクチャラーとして長年過ごしたGonville and Caius College,Cambridgeのエメリタス・フェロー。古典文学と英文学の関係を重点的にルネサンス文学について幅広く執筆
小田原謠子[オダワラヨウコ]
津田塾大学英文科卒業、津田塾大学大学院博士課程修了。Newnham College,Cambridgeと英文科でルネサンス期英文学を研究(1987‐1988、2003‐2004)。現在中京大学教授、愛知日英協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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