目次
はじめに 「自己」が“普遍的”?
第1章 自己の喪失プレパーソナルな自己
第2章 自己の模索
第3章 自己実現
第4章 真なる自己
あとがき 死は存在しないとわかったとき
著者等紹介
筒井正明[ツツイマサアキ]
昭和18年東京都に生まれ、大分県で育つ。東京大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。東京大学文学部英文学科助手、中央大学法学部助教授を経て、明治学院大学文学部英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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youtom
0
勢いがあって非常に良い。米文学に興味がある人は是非ブックガイドに。2010/11/22
ゆうむ
0
サリンジャー、オースター、ピンチョン等の作品を基に、現代アメリカ文学の根本問題「真なる自己の探求」を検証する。危うい本だ。スピリチュアルと捉えられかねない。「粗筋+少し解説」の構成も何だかなあ。著者の問題意識は好き。つまるところは非常に人生論的なので、駄目な人は全く受け付けないと思うけど、人生の意味とか目的とかぼんやりと考えたりしてしまうタイプの人間は読んでみてもいいかもしれない2016/09/13