内容説明
多文化は風景をどう語るのか!揺れ動くアメリカのいまを読み解く最新の環境文学批評。
目次
第1部 アメリカ的風景―可視化への道程(新しい地図を携えて―若きエマソンの“自然”論;ことばの中の風景―ソローとエマソンの詩学;ピクチャレスク美学を超えて―ソローとルーミニズム ほか)
第2部 周縁からの風景(メアリー・オースティンとボーダーとしての砂漠;ウィラ・キャザーとアメリカ南西部―表象と歴史をめぐって;ヘミングウェイとミシガンの森の記憶 ほか)
第3部 風景のなかの多文化(エコクリティシズムの現在;ロペスの政治的無意識―先住民理解と相克と;アポカリプティック・ナラティヴの行方―先住民作家と核文学 ほか)
著者等紹介
伊藤詔子[イトウショウコ]
広島大学教授。博士(学術)
吉田美津[ヨシダミツ]
松山大学教授
横田由理[ヨコタユリ]
元広島中央女子短期大学教授
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