内容説明
晴海ふ頭近くの空き地で男性のバラバラ死体が発見され、捜査一課の長谷川班が捜査に乗り出す。司法解剖の結果、遺体の傷すべてに生活反応が認められ、被害者が生きたまま四肢と首を切断されたことが判明。しかも、頭部には「生ゴミ」の貼り紙まであり、長谷川班のエース・東條有紀は、事件の猟奇性の裏にある動機を探る。しかし…。
著者等紹介
吉田恭教[ヨシダヤスノリ]
佐賀県生まれ。2011年『変若水(をちみづ)』(光文社)で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あっちゃん
36
今回は強い女祭り(笑)探偵は情報のみで出番なし、女刑事と男探偵の共同事件が無くて寂しい…まぁ女刑事の因縁の過去の事件がとりあえずの解決ということで( ̄ー ̄)2024/04/02
hushi亜子
26
安定のグロさの吉田さん。 今回は複雑すぎた。 一体誰が誰と繋がってて、関係性や時系列がこんがらがってしまった。 東條と工藤という、情報屋としての新たなペアにも期待し。 確実に次作かあることも示唆してくれたから楽しみに待つ。2022/05/19
きあら
26
槙野•東條シリーズの7作目は、シリーズで最もグロい。晴海埠頭近くの空き地で、生きたままバラバラにされた男性の死体が発見される。そこからOL惨殺事件へと繋がり、更に広がりを見せる。殺すも殺されるも四つの阿修羅を持つ真相は、東條の姉の事件へも辿り着く。今回は東條目線で槙野の出番は少ないが、記者の工藤のバディ感もスゴく良い。これから槙野、工藤を絡めて、シリーズはますます面白くなっていきそう。2022/03/28
み
23
グロかった>_<読みながら顔が…。そして、今作で東條さんのお姉さんの事件が解決したのは、良かったです。次作は、槙野さん?それとも工藤さん?どちらも好きです♪2022/05/14
momi
23
★★★☆☆2022/04/21