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内容説明
講談社“手塚治虫漫画全集”創刊や長篇アニメ『100万年地球の旅バンダーブック』の制作など、非常に活動的だった70年代後半の手塚治虫の足跡をまとめる。手塚マンガ愛好家であり、手塚治虫ファンクラブの会長もつとめたミステリー作家の二階堂黎人が、自身のマンガ受容史を手塚治虫のマンガ家活動の様々と重ねる形で話をまとめる。1977年から78年の手塚治虫の活動を主に扱い、手塚治虫が『ブラック・ジャック』や『三つ目がとおる』でヒットを飛ばし、手塚プロがふたたびアニメーションの制作をスタートする、非常に活動的な時期を子細に描いた。
目次
手塚プロに初めて行ったこと
“マンガ少年”の創刊のこと
“望郷編”のこと
一九七七年の手塚治虫
一九七七年のアニメ界
一九七七年の人気マンガ
『手塚治虫の奇妙な世界』
森晴路氏の急逝
手塚治虫ファンクラブ・京都支部
最近の収穫など〔ほか〕
著者等紹介
二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。1990年に『吸血の家』が第一回鮎川哲也賞で佳作入選。1992年に『地獄の奇術師』でデビュー。大学在学中に「手塚治虫ファンクラブ」の会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。