内容説明
帰国後の英語力向上とソフトランディングをサポートする「帰国子女アカデミー」校長が、帰国生を持つ家庭全てに贈る指南書。付録として「帰国子女のための国内外の大学オプション」、「帰国子女枠入試における英語試験の見本」などの情報も収録。
目次
第1章 教育と英語(よくある2つの間違い;ヒーローの英語の伸ばし方)
第2章 気持ちの重要性(学校生活;学校外での生活)
著者等紹介
カヌーセン,チャールズ[カヌーセン,チャールズ] [Knudsen,Charles M.]
アメリカ、シアトル出身。帰国子女アカデミー(帰国生・バイリンガル生用英語塾)創立者及びCEO。K‐Tech Academy(英・日で行われるコーディングスクール)及びKAISインターナショナルスクールの創立者でもある。帰国子女アカデミー創立前は、渋谷教育学園渋谷、中央大学高等学校等で英語指導を行う。また、週刊NY生活やedu sunなどの海外赴任者向け雑誌に教育関連の記事を定期的に執筆している他、短編小説やStranger than Fiction(南雲堂)(大学向け英語教材)の著者でもある
彦坂メアリー[ヒコサカメアリー]
通訳者・翻訳者。神奈川県鎌倉市生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学教養学部フランス語学科卒業。米国カリフォルニア州のミドルベリー国際大学院モントレー校会議通訳修士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
8
帰国子女-帰国する前に親子で読む本。帰国子女は文化や価値観の違いから、帰国後に日本の学校や子供たちと馴染めないことが多く、嫌われたり疎外されたり、問題児、トラブルメーカーになってしまうことさえあります。多くの帰国子女が持つ自我、自己主張、自己顕示欲の強さや自信に満ち溢れた態度が、日本の子供たちには攻撃的で高圧的、尊大で偉そう、自信過剰、自意識過剰生意気と感じられてしまうことがあるためです。これからの国際化社会では帰国子女は宝ともいえる存在ですから、みんなで支えていかないといけないと思います。2018/05/31
かぼちゃねこ🎃
4
前半は帰国子女が帰国してからも英語を伸ばす方法、帰国子女枠中学受験について、後半は帰国子女が日本に帰国してからぶつかる困難について、書かれている。 今後、帰国子女になる予定のお子さんがいる方は読むといいと思う。 私は帰国前に読めてよかったと思った。 帰国してからも度々読むことになるだろうと思う。2018/03/05
ルピナスさん
1
英語は、環境があれば努力せず自然に身につくものではない。子ども達の涙も疎外感も沢山見てきた。海外暮らしは、マイノリティであることを家族のそれぞれが日常過ごす場で体感し、互いを現場ですぐに助け合えずとも、一つのチームとして支え合い前進する機会を与えてくれた。いつかは我が家も帰国する。教育システムを跨いで調整していく大変さだけでなく、人間関係でも感覚の違いから壁にぶつかる姿も目に浮かぶ。大人になって海外に出た私には想像してあげられない事例も多く扱われ、子供達に寄り添う選択をしていく上で本書は大変参考になった。2020/09/14
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