内容説明
ロンドン~インヴァネス~スカイ島へと密室の謎がつながっていくロードムービー。
著者等紹介
麻生荘太郎[アソウショウタロウ]
神奈川県生まれ。現役医師。ペンネームは島田荘司により命名。2009年島田荘司の推薦をうけ『闇の中の猫』で東京創元社よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃー
1
案外面白かった。行く先々で転がる死体をスピーディーに解決していく・・・?全体の構成も新本格っぽくて好き2018/11/16
樹。
1
イギリスが舞台ぽいので手に取ったのだけど、ほぼ台詞で物語が進んでいくのであんまり面白味を感じず…。記憶がキーのお話だけど、事実よりも証言を重視して論理展開されるけど、もーそうなっちゃうと何でも有りぢゃ…?個人的にはシェイクスピアの引用が出て来たのは嬉しい誤算、でしたが、凄く効果的かとゆうとそうでもない(笑)着想とエピソードが巧く融和してない印象でした。2017/05/10
ふじさん
1
著者の作品は初。芳醇な本格の香気は叢書に相応しく、次々謎を提示しては惜しみなく解明していく構成も量感充分。醸成される雰囲気だけで序盤は楽しく読めたものの、頁を繰る度、段々と退屈さを募らせてしまった。その最大の要因は文体。味気無く説明的な語りは小説的な抒情性に著しく欠け、文法的にも稚拙で意味の通らない箇所が散見された。解説によるとかつて鮎川哲也は著者を指して「文章が上手い」と評価したそうだが、俄かには信じ難い。それでも真相さえ素晴らしければ帳消しに出来ようものを、結局最後まで悪い印象を覆しては貰えなかった。2012/09/04
ocean
0
イギリスのケルト伝承を背景にしたミステリーで舞台装置は魅力的なのだが・・・・。 文章は読みづらいしキャラクター描写は平板、ストーリーも全く面白くない。 著者は本業が医者とのことで、アマチュアの作品、読むに耐えない。 2016/11/04
わか
0
で、結局ジルベールは悲観しただけ?なの?2014/07/23