内容説明
名探偵・星野君江嬢が遭遇する七つの事件!!富豪の転落死の謎を追う「ロナバラ事件」、インドの急行列車内刺殺事件を解き明かす「インド・ボンベイ殺人ツアー」ほか七編の本格ミステリ。
著者等紹介
小森健太朗[コモリケンタロウ]
1965年大阪生まれ。東京大学文学部哲学科卒。1982年『ローウェル城の密室』が江戸川乱歩賞最終候補となる。1994年『コミケ殺人事件』でデビュー。「探偵小説の論理学」で第八回本格ミステリ大賞評論研究部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
16
再読。古代文明ミステリーファイルの探偵役、星野君江(「ローウェル城」の星の君ポジション)が様々な事件に挑む短編集。インドの列車で時刻表が正確でもそんなの日本だけだからアリバイになりませんなネタはやっぱり笑う(時刻表トリック泣かせ)。軽くこぢんまりしてる感は強いけど何気に真相やらまさかのオチとかは結構忘れにくい。2019/09/24
ayako
3
いまいちつかめず…2017/09/30
ひろゆき
2
短編集。そもそも星野君江がそんなに出てこない。事件は地味。死体が出てもぞくぞくしない。しかし不思議に私は好感。2016/09/04
名無しのオプ
2
新しい革袋に旧い酒をぶち込む試みのような趣。微妙な作品揃いだがミステリの進化の歴史的には誌されるべき作品集となりそう。2009/03/14
あかねがくぼ
1
ショートショートの一発ネタ、というか、小学○年生にのってる「ミステリに挑戦!」的なネタを短編に仕立てたような短編集。キャラにも魅力が感じられないし、この作者は長編向きの人なんだろうか。2011/11/28