内容説明
グローバリゼーションが進行するいま、さまざまな異文化間の衝突や対立をどう回避するか。日本に5年間滞在し、美智子皇后を始め皇室メンバーの個人教授をつとめた英国の著名な異文化コンサルタントが世界53カ国に及ぶ異文化事情を明らかにする。
目次
第1部 文化的多様性に気づく(異なる言語、異なる世界;文化的な条件づけ)
第2部 異文化的要素に対処する(文化を分類する;時間の使い方;地位、リーダーシップ、組織 ほか)
第3部 相手をよく知る(英語圏;東西ヨーロッパ;北欧諸国 ほか)
エピローグ 共感を養う
著者等紹介
ルイス,リチャード・D.[ルイス,リチャードD.][Lewis,Richard D.]
世界三〇カ国に拠点を持つ、異文化教育・言語研究所、リチャード・D.ルイス・コミュニケーション会長。1989年以来季刊雑誌『クロス・カルチャー』を発行。異文化教育の第一人者としてイギリス本国のみならず、フランス、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、イタリア、スペイン、香港、米国等で広く講義を行っている。また、ドイツ銀行、メルセデス・ベンツ、BMW、フィアット、ジレット、ファイザー、アンダーセン・コンサルティング、フランス銀行、ABB、ネッスル、ノーティカ、アリアンズ、ボルボ、サーブ、IBMなど有数の企業、各国政府機関の異文化コンサルタントをつとめる。イギリスの著名な言語教育家である氏は、一〇のヨーロッパ系言語、二つのアジア言語に堪能である。日本には五年滞在したが、その間、美智子皇后を始め皇室メンバーの個人教授もつとめた。1997年には、フィンランド政府より、ナイトの称号を贈られた
阿部珠理[アベジュリ]
立教大学社会学部教授。立教大学社会学部卒業後、UCLA大学院修了。専門は比較文化論、先住民文化論。ことにアメリカ先住民ラコタ・スー族を対象に、継続的なフィールド・ワークを行い、先住民を軸としたアメリカ文化社会論のエキスパートとして活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
livre_film2020
カレーヌードル
Nunca Me Rindo