内容説明
司法試験に失敗した女子大生小幡が謎の失踪を遂げる。小幡の友人犬坊里美は石岡に助けを求める。小幡の部屋のフロッピーディスクから、インターネットで展開された御手洗潔の22編のパスティーシュ・ノベルが見つかった。小幡の失踪の背景にパスティーシュ・ノベルがあると判断した石岡は、里美と共に懸命にパスティーシュ・ノベルの解読にあたる。「レオナがエジプトで拾った青い指輪」「校長室の絵から抜け出した少女」「鉄壁のアリバイを持つ不倫殺人」etc.のピースが絡み合い、謎はますます謎を呼んで。1行1字たりとも気を抜けない新感覚ミステリー。
著者等紹介
島田荘司[シマダソウジ]
1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、新聞、雑誌の雑文やイラストを担当する。30歳を機にフィールドを小説に求め、1981年、日本ミステリー史上不朽の名作『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを飾る。その後はベストセラーを次々と世に送り出し、ミステリー界に不動の地位を確立。またミステリーにとどまらず、車、日本社会に対する著作も多い。近年は死刑問題、冤罪救済をライフワークとして活動している。現在、米国ロスアンジェルス在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆにこ
23
どのパロディが失踪事件に関係するか分からないので、全部読むべきなのだろうけど、ちょっと辛い。すべてが「あ」ではじまるの暗号が解けた時には、おぉ!と声が出た。2015/06/20
たか
5
正直あまり楽しめなかった。学校の怪談がまだ楽しめたかな、残念。とりあえず下巻読む。2021/06/10
コマンドー者
1
一応島田氏によるメインストーリーはあるが、実質的には御手洗ものパスティーシュ短編小説を集めた企画本。非プロ作家によるものが大半で、本格短編というよりはほとんどが小話みたいな体裁だが、中には後に作家デビューする松尾氏や小島正樹氏の作品もある。 期待せずに読めば御手洗ファンならばそこそこ楽しめる。2018/12/16
ウハタ
1
消えた大学生の行方を探る為、彼女の息抜きの御手洗パロディ作品を読む石岡君と里見ちゃん。上巻には13作品が掲載。短編集読んでると錯覚してしまうのは仕方ないよね!13が12になってるのは業となのか?“ホモパロ”(という単語が実際使われたのか?)有りませんよ!と里見ちゃんは言ってたけど、匂わせるモノは幾つかありましたね。知らぬは石岡君ばかりなり。2017/10/23
りさ
1
御手洗はそんなことしねえし!おもってねえし!と特に思ったラブレター。パロディって思った人物像でお送りするわけでないものね。最後のレオナのよかった愛し敬う人が心の中に住んでる感じ。堂々としてろ、卑屈になるな、嫌味の通用しない人間が一番強い。今ほしかった言葉かも!これ励みに仕事に勤しんでます2013/09/29
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