感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書は人生を明るく照らす灯り
16
監修作品より、著作が好きだなぁと思ってしまう2024/05/29
チャー
10
将棋の基本から駒組、戦略を丁寧にわかりやすく紹介した本。一局を通しての方針の立て方から陣形の決め方、序盤、中盤、終盤のスキルなどが盤面の図を一手ずつ示しながら説明されており大変わかりやすい。後半部分は対局時の精神的な面での考え方や、練習方法などが紹介されており大変勉強になった。振り返りと復習の重要性を再認識。個別の戦略書は基本的な知識の上に書かれていることが多く、それらに挑む前の段階として基本をしっかり理解するために良い書と感じた。2023/10/15
菊地
2
まずは将棋と言うゲームの全体的な枠組みから駒組等の具体的な話に丁寧に段取って説明している。 決して厚くない本だけど、AI時代に突入していても変わらない基本部分を押さえているし、網羅的ではないにしても具体的な頻出局面に対する受け方・展開なども押さえて説明されている。 一回読み切って終わりと言う本ではなく、具体的な局面局面について本を片手に指した方がいいと思わせる「手元に置いておくべき」初級者用将棋教本。 この本をしっかり活用できれば将棋が少しは上手くなりそうという手ごたえがある。2025/01/26
南チョ
0
初段を目指す方に向けて、将棋の全体像や考え方を示した著作。駒の動かし方などはわかるけれど、実戦で思うように指せないとか、どう指してよいかわからないといった人向け。図が多く、説明も丁寧でわかりやすい。この本を読んでから、個別の定跡を学んだり、詰め将棋を解いてみたりするとよさそう。2024/07/14