感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひみーり
14
認知予備力はアミロイドβに対抗する力、ときどきボーっとする程度がちょうどいい、男性は無口にならないように気を付けて、運動は不可欠、対人頭脳ゲームがよい。ボケ防止の本と知らずに購入してしまってちょっと戸惑っている、決して他人事ではないテーマだが読む時期が悪かった話。太字を目で追っていく斜め読みで読んだ。2025/02/24
布遊
6
12ポストイット。*知識、読解力に優れ、言語能力の高い修道女が認知症になりにくい。*中年以降、筋肉は年に1%の割で減っていく。*デフォルテモード・ネットワーク=ぼんやりすることによって自分らしさを維持している脳のシステム。*ぼんやりしている脳の方が、エネルギーを使っている。*自己認識・見当識・記憶*行き当たりばったりの展開をしょっちゅう経験していると、デフォルテモード・ネットワークも鍛えられる。*ボケやすい人は人に対する関心が薄く、ひとりになりがち。*ボケないということは「自分らしさを維持したまま生き続け2017/02/14
Humbaba
6
脳は使い続けていればそう簡単には劣化しない。また、劣化してしまったとしてもそれを補うだけのものが準備される。同じような状態になったとしても、それまでのつながりがしっかりと残っていれば症状は現れず正常に判断を下せるが、つながりが弱い場合にはすぐに症状が現れて抵抗できなくなってしまう。2016/11/01
りょうみや
4
科学的には、脳細胞の結合が多いネットワーク的に密な回路の脳が発達した認知症になりにくい脳であるらしい。脳が鍛えられ脳年齢が若い人は自然と外見も若いというのが興味深い。「自分はここまで」と決めてしまったら脳回路は成長することをやめる。衰えないことをあきらめないこと。スマホはもちろん現代社会は便利過ぎて依存すると劣化する。あえて自分の手でやっていく一手間が大事ということ。あとは忙しすぎない適度にボーっとする時間と人との繋がり。個人的に同時期に読んだ「脳コンディショニング」と多くが重複する内容であった。2016/08/30
Humbaba
2
加齢によって衰える部分があるのは間違いないが、その一方で人の脳は非常に優秀であるのもまた事実である。そのため、ある部分が衰えたとしてもそれを補えば実生活においては全く困ることがない。毎日同じことを繰り返していても成長は見込めないが、何か違う刺激があれば人はどんどんそれに対応すべく自分を鍛えていくことができる。そうして生活に刺激があれば、いつまでもぼけずに暮らしていられる。2024/09/03