感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pandakopanda
5
図書館本。大まかに花、色、空の3つに分けて日本語の素敵な言い回しが紹介&説明されている。詩は読み流してしまいました。最近読んだ梨木香歩さんの「からくりからくさ」の染色の場面で刈安色、深川鼠など色名がちらほら出てきたので、色の章は興味深かったです。花の章でもイラストか写真がついていれば、さらにわかりやすかったと思う。改めて日本語の美しさや繊細さに気づくことができ、よかった。2013/10/21
komeri
2
家本:花や色、空の単語を説明した本。日本語って本当にきれいな言葉が多いなーと、思った。色だけではなく、空や花のイラストもあったらもっとよかったのに2012/06/17
りんご
2
疲れたらきれいなものに癒されたくなるときってあると思う。そんなときに目に付いた本。色の名前がずらずらっと書いてるのかなと思ったら、色の名前以外にも彩り豊かな情緒ある日本語が本の中できらめいていた。2012/04/09
せとら
2
色の見本があるなら全ての色の説明が欲しかった.あと花と木も。でも知らない言葉、綺麗な言葉、深い言葉を知られて良かった。2010/12/19
kuruton.
1
美しい日本語は、字面を見るだけで胸がときめき気持ちが華やぐものですね。こういう美しい言葉を、きちんと理解してさらりと使いこなせたら素敵だなあと、頁をぱらり。日本の色の一覧が嬉しい。ただ、草花については写真もイラストもなかったので、読みながらせっせと画像を検索(その手間すらも、楽しむべきなのかもですね)。待宵草<まつよいぐさ>に雪の下、香色<こういろ>に秘色<ひそく>、六花<むつのはな>に私雨<わたくしあめ>。ああ、日本に生まれて良かった。2016/05/30