目次
第1部 薬物療法と非薬物療法(プラセボ効果の吟味と精神療法の意義;精神科臨床における「無条件の歓待」;精神科作業療法―大正・昭和初期の作業療法をふまえて;リハビリテーション―生命力動の視座と人格(・認知・言語)構造の視座)
第2部 精神病理学に根ざした病態把握、診断(『精神病理学総論』(カール・ヤスパース)
統合失調症の診断―分子生物学および精神病理学の見地から
内因性うつ病の病態―現象学-人間学の見地から
しなやかな病態把握)
第3部 精神分析・森田療法(フロイトの精神分析;転移の諸相、悪性転移の対応―境界性パーソナリティ障碍に注目して;神経衰弱概念を端緒とする精神分析理論と森田理論)
第4部 がん患者への対応(がん患者への病名告知―メンタルキャパシティへの配慮;宗教(カトリシズム、プロテスタンティズム、仏教)が医療に果たした役割―わが国の緩和医療の今後を考えながら)
著者等紹介
加藤敏[カトウサトシ]
1949年愛知県に生まれる。1975年3月東京医科歯科大学医学部卒業。1985~86年ストラスブール大学医学部精神医学教室留学(フランス政府給費留学生)。2000年4月自治医科大精神医学教室教授および科長(精神病理学専攻)に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件