目次
臨床の場で、精神医学は
変容する病態と社会
同時代の社会―いま何が起きているのか
心因と時代
神経症という不思議
青年の近代
知、メランコリー、内因
社会の中の「うつ病」
時代は何を失ったか―インファンティアとホモ・サケル
時代の中の統合失調症
自閉症スペクトラム障害とふたつの穴
ポリフォニーとしてのモダンと精神病理
来たるべき精神病理学のための覚書
著者等紹介
鈴木國文[スズキクニフミ]
1952年静岡県に生まれる。1977年名古屋大学医学部卒業。同附属病院にて精神科研修の後、静岡県立病院養心荘、松蔭病院に勤務。エクス・マルセイユ大学ティモーヌ病院精神科外人助手、京都大学保健診療所助手、同保健管理センター講師、名古屋大学医学部附属病院講師を経て、1998年より名古屋大学医学部保健学科教授(2001年から8年間学生相談総合センター長を併任)、現在は名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション療法学専攻教授。専門は精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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