目次
1 日本の自殺、世界の自殺
2 経済的問題(社会的問題)からみた現代日本の自殺
3 自殺の生物学的知見
4 自殺予防の理念と基本戦略
5 自殺プロセスの各段階での自殺予防
6 自殺予防のための心理療法
7 自殺プロセスに入り込まないために
8 宗教や社会文化的通念からみた自殺予防
9 ポストベンション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
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自殺は男性の方が女性より倍以上多い。世界で見ると、ベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン、ハンガリー、日本、ガイアナ、ウクライナの順で自殺が多い。統計的に自殺率に及ぼすストレスの影響などを調べている。生物学的にノルアドレナリン神経系とセロトニン神経系の減少によって自殺は起こるらしい。メランコリー型鬱病との関係性も述べられている。アルコール依存症との関係では飲酒習慣が自殺と相関が高いとしている。自殺対策として、周りの環境の整備が必要としている。宗教との関係や地域による対策なども載っている。2014/05/16
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