声の不思議―診察室からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784521675312
  • NDC分類 491.368
  • Cコード C3347

内容説明

声を出すことに悩む人、音声言語医療に携わる人、医学を志すすべての人へ!「人が声を発すること」の摩訶不思議さについて、進化と病気という視点から解き明かし、病気を治すとはどういうことなのかを問いかける。声の病気の治療前と治療後の声の変化をCD‐ROMで紹介。

目次

第1章 声の出るまでと声の出るしくみ(声が出るようになったいきさつ―進化の過程;声の出るしくみ;二つの世界―生理的過程と物理的過程)
第2章 声の病気を治す(見ればわかる病気と見てもわからない病気;不思議な声の病気―けいれん性発声障害 ほか)
第3章 声と日常生活(自分の声について;いい声で歌うには ほか)
第4章 音の話―音響学の基礎(音の種類;音を分析する方法 ほか)

著者等紹介

一色信彦[イッシキノブヒコ]
現在:一色クリニック(京都ヴォイスサージセンター)院長、京都大学名誉教授。1930年東京生まれ、1954年京都大学医学部卒業、インターンの後、耳鼻科入局、助手、米国カリフォルニア大学にて音声の研究、帰国後京大耳鼻科講師、1977年喉頭の枠組み手術について、目耳鼻で宿題報告、同年京大形成外科新設に伴い、助教授として形成外科に移る。1980年教授を経て、1993年、同退官、名誉教授となる。直ちに、形成外科、耳鼻科を専門として開業。専門は音声外科、唇裂口蓋裂小耳症などの顔面外科。受賞:音声外科の業績に対して本邦で始めてActa賞受賞、その他、Gould賞、Gutzmann賞。京都新聞文化賞、米国耳鼻咽喉科学会総会で特別講演、同会名誉会員となる。アムステルダム、米国メーヨークリニックなど世界各地で2日間の講習会をしばしば行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あおっき~

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声の病気と、著者自ら開発した声帯の手術法などが紹介されている。私も仕事や趣味で声を良く使うため、過去に3回程声を失った経験があったので(うち1度は声帯結節~声の使い過ぎでタコが出来た)、後学のために手に取ったのだ。声帯の写真や症例紹介CDなどが役だった。著者は京都で開業されているというから、声の事で困った時には頼るかも知れない。2016/07/09

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