内容説明
色素異常のみを呈する皮膚科疾患はもちろんのこと、他症状も伴うが色素異常が主症状の一つである疾患や症候群、さらには色素異常が主症状ではない全身性疾患や症候群まで網羅。これらはメラニンの増加や減少による疾患が大部分を占めるが、メラニン以外の代謝産物や金属の沈着により色素異常を呈する疾患も併せて収録。色素異常を呈する疾患の集大成である。
目次
総論 メラニンと色素異常症
先天性色素増加症(表皮の母斑細胞増殖;真皮の母斑細胞増殖 ほか)
後天性色素増加症(老人性色素斑;肝斑 ほか)
先天性色素脱失症(眼皮膚白皮症;Cross‐McKusick‐Breen症候群 ほか)
後天性色素脱失症(尋常性白斑;Sutton白斑 ほか)
疾患や症候群に伴う色素異常症(代謝・酵素障害による色素沈着症;内分泌性色素沈着症 ほか)
著者等紹介
玉置邦彦[タマキクニヒコ]
東京大学教授
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