出版社内容情報
《内容》 本シリーズ最終配本.いまや分子のレベルで生活習慣病から精神疾患まで,そのメカニズムが解明されつつあります.すべての医療職者にとって分子生物学の知識は必須のものとなった.本書ではあらゆる疾患の分子生物学的基礎をおさえた.また生命科学の進展をふまえ,創薬,再生医学,生命倫理にまで言及されている.臨床ナースに向けた他に類を見ない1冊.カラー図版多数収載.
《目次》
●第1章 全体像を把握する
人体の構成成分
細胞の構造と機能・種類
遺伝のしくみ
蛋白質ができるしくみ
エネルギー交換とホメオスターシス
生体内情報系のしくみ
免疫のしくみ
老化のしくみ
動物と大きさ――分子から生体まで
体内時計のしくみ
●第2章 検査から学ぶ分子生物学
肝機能検査
腎機能検査
ホルモン検査
免疫学的検査
腫瘍マーカー
遺伝子検査
●第3章 身近な疾患から学ぶ分子生物学
脳神経系疾患
呼吸器疾患
循環器疾患
消化管疾患
肝・胆・膵疾患
腎・泌尿器疾患
代謝・内分泌疾患
血液・造血器疾患
免疫・アレルギー疾患
精神疾患
運動器疾患
産科・婦人科,小児科疾患
●第4章 薬の開発と分子生物学
分子生物学的手法で創られた薬――βブロッカー,H2ブロッカーの開発を中心にして
ドラッグデリバリーシステム(DDS)と分子生物学
ゲノム創薬の可能性
●第5章 分子生物学と倫理
遺伝子診断とインフォームドコンセント
再生医学の可能性
オーダーメード医療の可能性
優生学と分子生物学
内容説明
本巻では、分子生物学の進歩を医学に応用した“分子医学”の体系を集大成した。
目次
第1章 全体像を把握する(人体の構成成分;細胞の構造と機能・種類 ほか)
第2章 検査から学ぶ分子生物学(肝機能検査;腎機能検査 ほか)
第3章 身近な疾患から学ぶ分子生物学(脳神経系疾患;呼吸器疾患 ほか)
第4章 薬の開発と分子生物学(分子生物学的手法で創られた薬―βブロッカー、H2ブロッカーの開発を中心にして;ドラッグデリバリーシステム(DDS)と分子生物学 ほか)
第5章 分子生物学と倫理(遺伝子診断とインフォームドコンセント;再生医学の可能性 ほか)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
聖路加国際病院理事長
井村裕夫[イムラヒロオ]
前京都大学総長
岩井郁子[イワイイクコ]
聖路加看護大学教授
北村聖[キタムラキヨシ]
東京大学医学教育国際協力センター教授
小島至[コジマイタル]
群馬大学生体調節研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。