出版社内容情報
《内容》 VDT(視覚的表示端末)の使用頻度増加により,眼に現れる症状の適切な診断や処置を,眼科医,診療内科医,産業医が診療現場の実態と将来に向けての姿勢を詳述した1冊. 《目次》 ■第1章 テクノストレスとはVDT関連性健康障害の歴史的背景テクノストレス──眼科としての取り組みマスメディアからみた日本の現状■第2章 眼と作業環境眼にやさしいディスプレイと室内照明テクノストレスとドライアイCRT画面から出る電磁波の影響と防ぎ方VDT作業と姿勢のエルゴノミクス■第3章 VDTと眼症状の関連VDT作業と眼の愁訴──健康診断の現場からパソコン教育と眼──開業医からVDTは眼に有害か3Dディスプレイと眼の機能■第4章 VDT検診とその後の対応現在の検診システムと問題点眼科医の立場から──視機能を主とした検診眼科医の立場から──視機能を主とした対応を中心に労働医学の立場から肩こりや腰痛にいかに対応するか心療内科医の立場から産業医実務研修教育の立場から■第5章 患者の健康管理と労災VDT作業と健康管理テクノストレス眼症と労災
内容説明
テクノストレスと眼障害は因果関係がはっきりしている部分もあり、また不鮮明な部分もある。したがって、その対策も関係がはっきりしている場合には、それを取り除くことが根本的な対処方法となる。関係がはっきりしていない場合にも、ストレスを取り除いて眼症状が消えれば、それが原因といえる。新しい領域であり、このような関係について本書はさまざまに論議している。
目次
第1章 テクノストレスとは
第2章 眼と作業環境
第3章 VDTと眼症状の関連
第4章 VDT検診とその後の対応
第5章 患者の健康管理と労災