出版社内容情報
《内容》 本巻では特に各症例の説明と考察が詳述されている.また,鑑定主文,判決ないし裁定が掲載されており,鑑定の内容と司法による判定が明らかにされている.必読の全19ケース. 《目次》 ■序章 ■第1章 内因性精神病と犯罪-分裂病圏の精神障害1.急性期の事例2.慢性期の事例3.累犯傾向の強い事例4.妄想に基づく大量殺人5.病的嫉妬■第2章 内因性分裂病と犯罪-躁うつ病6.うつ病の愛他的動機による殺人7.うつ病の衝動的殺人8.躁病の風俗犯■第3章 物質乱用と犯罪9.異常酩酊による犯罪10. 覚醒剤中毒精神病11.有機溶剤中毒12.その他の薬物中毒下の犯罪■第4章 その他の脳器質・機能障害と犯罪13.頭部外傷後遺症14.てんかん15.精神遅滞■第5章 人格とその反応16.心因反応17.衝動制御の障害を伴うもの■第6章 拘禁下の反応18.拘禁反応19.詐病