出版社内容情報
《内容》 精神医学の研究方法には，近年めざましい進歩をとげた分子生物学，遺伝学や画像医学などの生物学的なアプローチと臨床面で不可欠な精神病理学的なアプローチがあります．本巻では臨床に役立つこれらの研究方法を網羅し，わかりやすく解説しました． 《目次》 【総論】 ■精神医学研究序論 堀 彰，高橋清之 ■精神医学研究の実践的側面 武井教使 ■精神医学研究の倫理 精神医学の研究と治療における倫理 中谷真樹 生物学的精神医学における研究の倫理 越野好文 ■精神医学研究の基礎と実際 精神疾患の診断基準 岡崎祐士 精神科臨床診断の思想 中安信夫 エビデンス精神医療 古川壽亮 疫学的調査法 川上憲人 向精神薬開発法 稲垣 中，稲田俊也，八木剛平 精神医学研究法としてのケース研究 渡辺哲夫 【各論】 ■生物学的精神医学 臨床遺伝学・細胞遺伝学 功刀 浩，南光進一郎 分子遺伝学 有波忠雄 分子生物学 信本政昭，渡辺義文 組織病理学的研究法 池田研二 神経化学 本橋伸高 神経内分泌学 北山 功 精神薬理学 車地暁生 精神生理学・神経生理学 福田正人，笠井清登 精神神経免疫学 新谷 太 画像診断 形態 福迫 博 機能 PET，SPECT 中嶋義文 MRS 加藤忠史 fMRI 加藤俊徳，小川誠二 精神医学における動物モデル 秋山一文 遺伝子組み換え動物を使った研究法 竹内潤一，玉置寿男，神庭重信 ■精神病理学 記述現象学 内海 健 現象学・存在論 中嶋 聡 人間学 加藤 敏 システム論的転回 花村誠一 精神分析学の動向 英米圏 福本 修 フランス圏 新宮一成 病跡学と表現精神病理学 中谷陽二
目次
総論（精神医学研究序論；精神医学研究の実践的側面；精神医学研究の倫理；精神医学研究の基礎と実際）
各論（生物学的精神医学；精神病理学）
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