出版社内容情報
《内容》 精神作用物質の乱用・依存状況は,その多様化,若年化に伴って,近年増加傾向にあります.本書では,豊富な疫学データによって現状を明らかにし,精神障害との関連やメカニズム,治療法等の実際について解説しました.また,関連法規等についても詳述しています. 《目次》 ■総 論依存と関連障害の概念疫学 ・薬物関連 福井 進 ・アルコール関連 清水新二成因論 ・生物学的側面 神経化学的側面 行動薬理的側面 ・心理・社会的側面 薬物関連 アルコール関連国際向精神薬条約診断分類―国際疾病分類 ICD-10治療の概要 洲脇 寛■各 論アルコール依存と関連障害 ・薬理作用 ・症状・経過・診断 ・関連身体障害 ・治療・リハビリテーション覚せい剤依存と関連精神障害 ・薬理作用,乱用状況 ・症状・経過・診断 ・治療 小沼杏坪有機溶剤乱用と関連精神障害 ・薬理作用,乱用状況,症状・経過,診断 ・治療麻薬・鎮痛薬依存症大麻依存他の薬物依存と脳障害 ・抗不安薬と睡眠薬 ・ニコチン ・コカイン ・phencyclidine ・その他 松永 勉ほか薬物・アルコール関連障害と刑事責任能力関連法規とその抜粋
内容説明
ICD‐10,DSM‐4に準拠、臨床・研究での実用性を極めた必携の基準書。臨床の今に応えるエンサイクロペディア。
目次
総論(依存と関連障害の概念;疫学;成因論 ほか)
各論(アルコール依存と関連障害;覚せい剤依存と関連精神障害;有機溶剤乱用と関連精神障害 ほか)
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- 和書
- 英語図詳大辞典