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出版社内容情報
《内容》 心因性難聴は精神科領域の疾病に位置づけられるが、難聴という症状のため、耳鼻咽喉科を受診することが多い.それゆえ、耳鼻咽喉科医による的確な診断が求められる.本書では多くの症例をもとに、耳鼻咽喉科での診断・対応、さらに心療内科・精神科における心理面の診断・治療を解説する.
目次
1 心因性難聴の臨床像(小児の心因性難聴;成人の心因性難聴;心療内科・精神科からみた心因性難聴(転換性障害としての難聴)
小児の心因性難聴の背景と環境
成人の心因性難聴の背景と環境)
2 心因性難聴の診断(問診・面接;耳鼻咽喉科の検査;心理テスト;鑑別すべき疾患)
3 心因性難聴への対応、治療法(介入期と対応法、進め方;耳鼻咽喉科の対応、治療―開業医の対応について;心療内科・精神科の対応、治療;学校保健;労災―補償にかかわる機能性難聴)
4 ケースレポート(小児;成人)
著者等紹介
矢野純[ヤノジュン]
日本赤十字社医療センター耳鼻咽喉科
久保千春[クボチハル]
九州大学大学院医学研究院心身医学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。