漢法を知る

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784521019314
  • NDC分類 490.9
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 戦後、薬学の主流となった西洋医学は合成化学を用いた対症療法にすぎない.一方、伊沢が提唱する「漢法」は、生体がもっている力を引き出す生薬療法である.半世紀以上にわたる著者のライフワークをまとめた.

目次

第1章 漢法綜覧(中(国)医学の発生とわが国への影響
では、あちら(西欧)の生薬療法とは何か ほか)
第2章 和法―中国医学や漢法と混同されやすいわが国、固有の生薬(きぐすり)療法(アルターナティブ・メディシンとしての和法;化学的領域からのアプローチ ほか)
第3章 用薬の発想―『傷寒論』読破のための序章(用薬法と薬禍・薬害死の発生;対象療法というカテゴリーにとどまる西洋医学の用薬法 ほか)
第4章 『傷寒論』の解説(康治本『傷寒論』)
第5章 鍼・灸概説―『医心方』巻二・鍼灸篇を軸にして(『医心方』巻二・鍼灸篇;『医心方』の経脈 ほか)

著者等紹介

伊沢凡人[イザワボンジン]
1913年、山梨県生まれ。薬物療法学者。東大医学部・生薬学教室選科卒。その後、生薬「大黄」の生体内作用機構の研究で医学博士(徳島医大、現徳島大医学部)。さらに、鍼、灸医学をも学び鍼灸師でもある。日本大学講師、東京都嘱託などを経て、現在も都下の医療用植物資源調査のかたわら、いざわ漢法ビル2Fクリニック顧問、漢法科学財団代表理事、東洋医学国際研究財団評議員、東京都生薬協会相談役などを務め、福島県安達太良山山麓に薬草園も設営
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