内容説明
「どういった行為が独占禁止法違反となるか」よりもむしろ、「そういった違反行為についてどのように後始末をつけるか」という点に着目した、日米欧の実務に関する一考察。
目次
第1章 米国の事案における強制ライセンス許諾等(反トラスト法の運用・執行等について;米国における具体的事案;強制ライセンス許諾等を命じるための実務的手法)
第2章 欧州の事案における強制ライセンス許諾等(欧州競争法の運用・執行等について;欧州における具体的事案;強制ライセンス許諾等を命じるための実務的手法)
第3章 わが国における強制ライセンス許諾等の取引強制措置(公正取引委員会による排除措置命令;裁判所による差止命令)
資料
著者等紹介
向宣明[ムカイノブアキ]
桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー。弁護士・弁理士・博士(経営法)。ニューヨーク州弁護士登録、アメリカ法曹協会(ABA)・国際法曹協会(IBA)会員。1994年東京大学法学部卒業。1996年弁護士登録。2000年米国コーネル大学ロースクール修了(Master of Laws)。2009年一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士後期課程修了。2009年弁理士登録。2010年一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師(独占禁止法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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