内容説明
難解な会社計算規則の条文を「読める・わかる」計算実務基本編。貸借対照表を用いた想定事例で増減資から組織再編までの計算実務を解説。日常的によくある事例ばかりを取り上げ、会社計算規則を知らなくとも理解できる。平成21年3月、会社計算規則の大改正があり、利益の資本組入れが復活し、組織再編の会計処理の1つである持分プーリング法が廃止。条文内容及び条文数が大幅に簡素化されるなどの改正を織り込んだ第2版。
目次
第1話 増資と自己株式の計算から
第2話 減資と剰余金の処分の計算
第3話 組織再編の計算総論
第4話 兄弟(非完全子会社間)合併の計算
第5話 完全子会社間&数社間合併の計算
第6話 子会社が完全親会社を吸収合併
第7話 親会社が子会社を吸収合併
第8話 会社分割の計算
第9話 株式交換・株式移転・組織変更の計算
第10話 知って得する計算の周辺知識
著者等紹介
金子登志雄[カネコトシオ]
司法書士。昭和23年、群馬県生まれ。慶応大(法)卒。信託銀行出身。昭和62年、公認会計士集団と共に日本初のM&A専門会社を設立し、M&A・企業再編の業務に参入。平成3年、アクモス(株)創業(取締役就任)。平成8年、アクモスを株式公開。同年、司法書士登録。平成11年、日本初の株式交換をアクモスにて実行。その他、多数のM&A、合併、会社分割、株式交換等の手続に関与。平成14年、実戦的な企業法務研究集団・ESG法務研究会設立、代表就任
有田賢臣[アリタマサオミ]
公認会計士・税理士。昭和47年、神奈川県生まれ。明治大(経営)卒。平成7年、朝日監査法人(現ベリングポイント株式会社)入社。大手上場企業に対する連結決算システム導入コンサルティングに携わる。平成11年公認会計士登録。平成12年茂腹公認会計士事務所入所。税務申告ほか、企業組織再編成の計画立案等に従事。平成20年税理士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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