内容説明
日本における特許法・実用新案法・意匠法に相当する専利法について、日本企業がつまずきやすい実務ポイントを明らかにすることを目的に執筆されている。さらには、中国語で仕事に取り組む意欲のある知財担当者にのために、関連法規や司法解釈を中日対訳のかたちで掲載するとともに、資料として、中国語発音のカタカナ表示付き常用特許関連用語集を収録。
目次
第1章 まず理解してほしいこと
第2章 出願時の問題点
第3章 中間処理時の問題点
第4章 権利行使時の問題点
第5章 特許翻訳と誤訳問題
第6章 知財管理の問題点
第7章 第三次専利法改正の論点
第8章 よくある質問集
著者等紹介
経志強[キョウシキョウ]
1963年中国江西省南昌市生まれ。1984年9月、中国北方交通大学機械工学部卒業、同大学経済管理学院大学院修了。1992年3月金沢大学大学院修了。カナダUBC大学の研修生。中国北方交通大学助手、中国国務院農研室百業センター調査員、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)特許商標事務所などに勤務。中国弁理士として日本企業の中国向け特許出願業務、知的財産紛争事件、ライセンシー、日中合弁企業の法律相談を担当している。現在、北京集佳知識産権代理有限公司東京事務所所長、中国弁理士。東京理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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