内容説明
平成19年5月以降会社法のもとで、三角合併をはじめとする対価の柔軟化が可能となりました。これにより、外国法人による現金を使わないクロスボーダー再編が可能になるといわれています。対価の柔軟化により、三角合併のみならず、金銭交付合併等の非適格再編も従来より容易になるようです。本書は、三角合併・三角分割・三角株式交換や非適格再編の税務上の取扱いも網羅して解説を試みました。加えて、難解な仕組みを少しでもわかりやすくお伝えするため、数多くの図を用いて解説しています。
目次
1 三角合併・対価の柔軟化とは
2 三角合併等に関する税制改正
3 組織再編税制の基本的な考え方
4 三角合併解禁後における各種組織再編形態ごとの税務上の取扱い
5 国際的租税回避への対応策
6 M&A実務上の問題点
著者等紹介
長谷川芳孝[ハセガワヨシタカ]
税理士法人トーマツM&Aトランザクションサービス、パートナー。公認会計士(日本及び米国)、税理士。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。1990年一橋大学経済学部卒。監査法人トーマツを経て、税理士法人トーマツに入所。2002年パートナー就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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