内容説明
本書は、短い期間で手形法・小切手法を学ぼうとする方のために、コンパクトに法体系の仕組みと機能を整理したテキストである。要領よく手形法・小切手法の全体像を把握し、重要ポイントが理解できるよう配慮して執筆されている。多数の重要判例をコラム的に取り上げながら、理論的論点にも言及し、さらには節ごとに設けられた設問を考えることにより、知識を整理することができる。自習用教材としてはもちろん国家試験重要者のための参考書として必要かつ十分なレベルの内容を維持しており、その点でも幅広く受け入れられうるものとなっている。
目次
序章 有価証券法概論
第1章 手形法・小切手法総説
第2章 約束手形(約束手形の記載事項;約束手形の振出)
第3章 為替手形(為替手形の振出;為替手形の引受その他)
第4章 小切手(総説;基本小切手;振出;支払いと線引小切手;小切手の支払保証・その他)
第5章 国際手形法・小切手法(緒説;国際私法的規定;国際手形条約)
著者等紹介
末永敏和[スエナガトシカズ]
1975年京都大学大学院法学研究科博士課程退学。大阪大学高等司法研究科教授、同大学法学研究科教授、博士(法学)。元司法試験考査委員(商法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。