医療機関の内部通報システム―HSR(病院の社会的責任)体制の構築

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502946905
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、「内部告発」を組織における不正行為を正し、不正行為を抑止するための手段であると捉え、適切な「内部通報」を奨励する病院内部通報システムの構築について解説するものです。また、リスクマネジメントの観点から、「内部通報による」自浄システムを病院内に機能させることが何よりも重要であり、そのための、職員の自浄へのモチベーションを高めるマネジメントシステム策定の必要性も説いています。

目次

1 医療を取り巻く環境
2 内部告発の概念
3 内部告発の現状
4 公益通報者保護法の概要
5 内部告発者保護に関わる各国の法制度
6 求められる倫理とHSR(病院の社会的責任)体制
7 病院内部システムの策定
8 病院の社会的責任:HSRマネジメントによる病院内部通報システム(HIDS)の策定

著者等紹介

羽生正宗[ハニュウマサムネ]
医療マネジメントシステム研究所理事長、羽生会計事務所所長。九州大学大学院法学研究科修士課程修了、医学系学府医療経営・管理学修士課程修了。慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。税理士、行政書士、医療(経営・事業承継)スペシャリスト、JRCA ISO9001(品質)主任審査員、CEAR ISO14001(環境)審査員。ISMS情報セキュリティ主任審査員、公認システム監査人、ITコーディネーター、認定プライバシーコンサルタント。日本医療バランスト・スコアカード研究学会会員。医療経営コンサルタント協会会員、医療マネジメント学会会員。医療情報学会会員、日本NPO学会会員。医療マネジメントシステム研究所は、患者の権利擁護の視点から「医療サービスの質」の向上を目指し、病院、福祉施設に対するリスクマネジメントシステムの導入支援、開発を目的として設立された。医療ISO(品質・環境・医療情報セキュリティ)、医療個人情報保護、医療バランスト・スコアカードの統合モデルの開発・導入支援、組織成熟度の分析等の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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