出版社内容情報
医療事故への対応の誤りは、医療機関の存続の危機へと直結する。本書は、事故の予防法、示談交渉の進め方、悪質クレームへの対応など現場レベルでの事後処理を明らかにする。
内容説明
「医療過誤」を医療水準が問題となる局面、「医療事故」をいわゆるヒューマンエラーが問題となる局面と整理して体系化。実用的なリスクマネジメントを可能にする医療関係者必読の書。
目次
第1部 医療過誤・医療事故対応の基本(医療過誤と医療事故;医療機関の民事責任の根拠と類型;医療過誤対応の基本的な考え方;医療事故対応の基本的な考え方)
第2部 医療過誤の防止策(医療過誤の防止に関連する事例の検討;医療過誤防止策としてのインフォームドコンセント;証拠としての診療記録の重要性)
第3部 医療事故の防止策(医療事故の防止策と医療機関の責任;医療事故を防止する組織のあり方)
第4部 医療過誤・医療事故発生時の示談交渉と外部への公表(医療過誤・医療事故における補償のあり方;医療過誤・医療事故発生時の対応の基本;患者からのクレーム処理と示談交渉;医療事故発生時の外部に対する対策)
著者等紹介
森山満[モリヤマミツル]
昭和31年5月7日生。昭和56年法政大学法学部卒業。平成3年4月弁護士登録(現在、第二東京弁護士会所属)。平成13年3月森山経営法律事務所開設
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。