内容説明
企業統治関係改正法案：株主代表訴訟の合理化・監査役の権限強化ｅｔｃ．改正案要綱中間試案：アメリカ型ガバナンス・システムの導入ｅｔｃ．「日本型コーポレート・ガバナンスシステム」の具体像。予定される法改正の主要項目を整理し、独自の視点から、そのあり方を論ずる。
目次
第１章 コーポレート・ガバナンス（企業統治）とは何か
第２章 取締役の職務と責任―現行法のポイント
第３章 監査役の職務と責任―現行法のポイント
第４章 株主代表訴訟の合理化と監査役の権限強化―改正法の検討
第５章 商法改正中間試案の内容と検討―コーポレート・ガバナンスの改正を中心として
第６章 終わりに
著者等紹介
末永敏和［スエナガトシカズ］
１９４７年福岡県生まれ。１９７５年京都大学大学院法学研究科博士課程退学。現在、大阪大学大学院教授・岡山大学名誉教授。博士（法学）
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