出版社内容情報
金融商品販売法の制定など個人投資家と金融商品販売者の法的関係の見直しが進められている。商法、証券取引法、刑法、消費者問題の専門家が投資者保護制度の現状と将来像を説く。
内容説明
本書は、それぞれ専門分野の異なる研究者によって執筆。投資者保護法制の先進国である英国・米国の法制度を比較研究した上で、わが国における法制度を民事法・刑事法の両面から分析し、法制度のあり方の提言までを行うものである。
目次
序章 本書の意義と概要
第1章 イギリスの投資者保護制度
第2章 アメリカの投資者保護制度
第3章 わが国の法制度
第4章 わが国の投資者の被害と救済の実態
第5章 法制度のあり方
著者等紹介
近藤光男[コンドウミツオ]
1954年生れ。神戸大学大学院法学研究科教授(商法・証券取引法)
川口恭弘[カワグチヤスヒロ]
1959年生れ。同志社大学法学部教授(商法)
上嶌一高[ウエシマカズタカ]
1963年生れ。神戸大学大学院法学研究科教授(刑法)
楠本くに代[クスモトクニヨ]
1940年生れ。秀明大学政治経済学部教授を経て現在、金融消費者問題研究所代表
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