内容説明
本書は、企業取引法総論と各論の２部構成となっています。第１部の総論では民法の財産法の一般規定の説明をした上で、商法の取引法規定が民法をいかに補充・変更し、あるいは特殊化しているかを明らかにしています。第２部の各論では、必ずしも商法中に十分な規定があるとはいえない、現代型の企業取引に関する法的諸問題の理解を目的として構成・執筆されています。
目次
第１部 企業取引法総論（「企業取引法入門」で何を学ぶのか？；企業取引と契約法；企業取引と担保法）
第２部 企業取引法各論（消費者法；電子商取引；国際運送・国際売買；証券取引法のエッセンス ほか）
著者等紹介
浅木慎一［アサギシンイチ］
専攻・商法。１９７６年名古屋大学法学部卒業。１９８４年名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程修了。１９８６年小樽商科大学商学部講師。１９８７年小樽商科大学商学部助教授。１９９２年神戸学院大学法学部助教授。１９９５年神戸学院大学法学部教授。２００１年明治学院大学法学部教授
岡田豊基［オカダトヨキ］
専攻・商法。１９７７年大阪市立大学法学部卒業。１９８４年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。鹿児島大学法文学部助教授。１９８７年神戸学院大学法学部助教授。１９９３年神戸学院大学法学部教授
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