内容説明
いま企業では、経営基盤や競争力を強化するため、あるいはリストラを円滑に推進するために合併が盛んに行われています。合併、買収、資本提携、業務提携等の増加は世界的な傾向であり、企業の国際的な戦略の1つとなっています。大企業のみならず中小・中堅企業にとっても、不採算部門の整理、採算部門の充実・競争力強化といった生き残り戦略として利用されています。本書は、これら合併に関する登記手続きについて、具体的事例を掲げて詳細に解説しました。実務に携わる方々の必備書。
目次
第1編 合併の基礎知識(総論;吸収合併;簡易合併;新設合併 ほか)
第2編 事例別合併の登記手続き(吸収合併(通常の吸収合併;消滅会社で株式の併合を必要とする合併 ほか)
簡易合併(100%子会社を吸収;50%子会社を吸収)
新設合併
株式会社による有限会社の吸収合併 ほか)
著者等紹介
勝田一男[カツタカズオ]
昭和14年、千葉県に生まれる。昭和53年、経営コンサルタント事務所開業。昭和60年、司法書士試験合格。現在、司法書士の業務の傍ら精力的に執筆活動を行っており、実務に即したわかりやすい解説には定評がある
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