内容説明
民法の規定中、総則は財産法の基礎をなす、いわば公理にあたる部分である。したがって、総則の規定がわからないと財産法全体が理解できないという関係になっている。本書は、この抽象的で難しい総則の内容を、できるだけわかりやすく説くことを目的として、各項目の導入部分では、実際にありそうな事例を創作し、読者が具体的なイメージを持てるよう工夫するとともに可能なかぎり平易な表現をもちいている。
目次
第1章 民法とは
第2章 人
第3章 法人
第4章 物
第5章 法律行為
第6章 意思表示
第7章 代理
第8章 無効と取消し
第9章 条件・期限
第10章 期間
第11章 時効