内容説明
わが国の国内取引において利用されている手形は、約束手形がほとんどである現実から、本書は、約束手形を中心に権利外観説の立場から判例および学説を踏え、体系的に概説したテキストブックである。為替手形については、約束手形と異なる特徴を示している点を中心に述べ、また金銭支払委託証券である小切手に関しては、その意義と機能について簡明に解説した。
目次
第1編 序説
第2編 手形行為総論
第3編 手形行為各論
第4編 手形抗弁
第5編 支払・書換・遡求
第6編 時効・利得償還
第7編 為替手形
第8編 小切手