内容説明
本書は「公益法人会計基準」の起草に携わった著者が、公益法人会計の理論とその計算構造を明らかにした上で、実務上経験した問題点の一つ一つを体系化して平易に解説。消費税率の変更をはじめとする消費税法の改正、地方消費税の創設、法人税法のみなし寄付金の繰り入れ限度額の改正、収益事業を営んでいない公益法人等の収支計算書の税務署への提出義務の創設等、税務上の改正を完全フォロー。さらに、新たに公表された公益法人の指導監督基準に基づき、公益事業についての考え方や付随的に行う収益事業の位置付け、適正な事業運営を行うための総会のあり方および理事等の役員の定数・任期・構成等のあり方等を盛り込んだ。
目次
第1章 公益法人のあらまし
第2章 公益法人の会計のあらまし
第3章 公益法人の収支予算
第4章 公益法人の会計
第5章 計算
第6章 公益法人の監査
第7章 公益法人に係る税金