内容説明
多くの企業にとって重要な課題となっている、事業の再定義や事業ドメインの見直しについて、理論と実践の両面から解説。電機50社のデータをもとに、事業定義と企業の持効的成長の関係性を検証。高校野球部、アイドルグループ、警備サービス会社、リゾート再生プロジェクト、建築設備機器メーカーを取り上げて、事業定義の方法をケーススタディで解説。
目次
第1章 事業定義が重要な理由(ドラッカーなら野球部の事業をどう定義するか;レビットの事業定義の指針 ほか)
第2章 事業定義と事業ドメイン(事業定義と事業ドメインは同じものか;事業定義に関する理論の系譜 ほか)
第3章 事業定義と企業成長の実証研究(事業定義の機能性と企業成長の関係の検証;機能整合性と企業成長の関係の検証)
第4章 創発的アプローチによる事業定義の方法(エーベルの事業定義の3つの要素とは;事業定義とコア・コンピタンスの関係 ほか)
第5章 テキストマイニングによる事業定義の方法(テキストマイニングによる事業定義の手順;ケース:ソニー(現場に伝わらない社長の全社事業定義) ほか)
著者等紹介
若林広二[ワカバヤシコウジ]
日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。富山県出身。東京工業大学工学部経営工学科卒業。MBA(ミシガン大学)、工学修士・技術経営博士(東京工業大学)。ソニー(オーディオ、ニューメディア、ビデオ)、ソニードイツ(ケルン)、三菱総合研究所(主席研究員・国際コンサルティング部長など)を経て、2001年より日本大学勤務。MBAプログラムで、「経営戦略」、「戦略と構造化」などの科目を担当するとともに、企業のコンサルティングや社内研修に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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