内容説明
株主価値重視の経営から調和・循環を重視する経営へ。イギリス4大銀行の経営行動の変化を詳細に分析し、企業の経営行動について、今後の新しい指針を提示。
目次
第1部 イギリス4大銀行の研究意義と経営環境の概観(なぜイギリス4大銀行に注目するのか;イギリスの金融市場―イギリス4大銀行の経営環境)
第2部 4大銀行の経営行動と株主価値経営の形成・展開(バークレイズの経営行動;ナットウエスト・グループの経営行動;HSBCホールディングスの経営行動;ロイズの経営行動)
第3部 4大銀行における株主価値経営の特質(イギリス4大銀行の経営戦略と銀行・株式市場間関係;イギリス4大銀行のコーポレート・ガバナンス;イギリス4大銀行の役員報酬と業績・株価;イギリス4大銀行のM&A戦略)
第4部 株主価値経営の崩壊とこれからの4大銀行(株主価値経営から調和(循環)型経営へ
イギリス4大銀行の今後)
著者等紹介
坂本恒夫[サカモトツネオ]
明治大学教授、明治大学副学長(研究担当)。経営学博士。1947年京都府生まれ。1979年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。1991年より現職。この間、1984・85年オーストラリア、ニュー・サウス・ウエールズ大学客員研究員、1997~99年イギリス、レディング大学客員研究員、2000年フランス、トゥールーズ第1社会科学大学客員教授、などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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