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内容説明
臓器提供の増加と質の向上のためには、組織変革が不可欠である。世界で最も臓器提供が多いスペインの代表者が熱く語った言葉を実践するため、世界16ヵ国の取り組みを分析し、38ヵ国にわたるアンケートを実施。医療専門職を取り巻く病院、地域、国の組織イノベーションが、医療社会問題の解決に有効であることを解明。
目次
第1部 移植医療を考える(なぜ、移植医療を経営学で分析するのか;移植医療の現況;臓器提供の現況)
第2部 日本の臓器提供をどうしたら増やせるのか(諸外国における臓器提供増加への取り組み;臓器提供に影響を及ぼす因子の分析)
第3部 プロフェッショナリズムを考える(プロフェッショナリズムに関する理論的考察;移植医療にあてはめて考える)
第4部 プロフェッショナリズムを醸成する(プロフェッショナリズムの測定尺度開発と醸成のための組織施策;プロフェッショナリズムが移植医療を動かす)
著者等紹介
瓜生原葉子[ウリュウハラヨウコ]
1989年静岡薬科大学薬学科卒業後、外資系製薬企業(ノバルティスファーマ株式会社、日本イーライリリー株式会社)に20年間勤務し、臨床開発、マーケティング、広報、医療政策に従事。ノバルティス・スイス本社在職中、欧州の臓器提供推進への取り組みを研究し、日本に効果的なプログラムを導入したことをきっかけに、医療における社会問題解決のため経営学を志す。帰国後、神戸大学大学院経営学研究科(専門職学位)に進学し、2011年同研究科博士後期課程修了、博士(経営学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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