内容説明
本書は、事業継続計画(BCP)の策定方法、事業継続マネジメント(BCM)の構築手段と構築上のポイントについて、基本的な考え方から手順を追って解説。また、組織における各部門の役割や、業界別BCPの特徴についても説明している。さらに本書では、BCMの規格である英国基準(BS25999)の説明にも多くの紙面を割いている。
目次
第1章 危機管理・事業継続マネジメントの全体像(BCP・BCMの概要;BCP・BCMのメリット;企業への要求・期待;BCP・BCM構築に向けて;企業におけるBCP策定状況;東日本大震災から学ぶこと;BCP・BCM構築のポイント)
第2章 BS25999規格概要(BS25999全体概要;BS25999‐1 各項の概要;BS25999‐2 各項の概要;事業継続管理に関する国際標準化;その他の関連するガイドライン等)
第3章 BS25999認証取得に向けて―BCMS構築の手引き(BS25999(BCMS)認証取得
BCMS構築のステップ
BCMS認証取得手続
ISMS認証取得組織によるBCMS認証取得)
第4章 BCP策定の要点(各部門の役割;業界別BCPの特徴)
著者等紹介
丸山満彦[マルヤマミツヒコ]
デロイトトーマツリスクサービス株式会社取締役パートナー。公認会計士、公認情報システム監査人(CISA)。1992年監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入社。1998年より2000年まで米国のDeloitte&Touche(現、Deloitte&Touche LLP)に勤務。製造業グループ他米国企業のシステム監査を実施。帰国後、リスクマネジメント、コンプライアンス、情報セキュリティ、個人保護情報関連のコンサルティングを実施
本木賢太郎[モトキケンタロウ]
有限責任監査法人トーマツエンタープライズリスクサービスマネジャー。公認会計士、公認情報システム監査人(CISA)、公認内部監査人(CIA)。2002年監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入社。財務諸表監査、内部統制監査、システム監査等の監査業務に加えてコーポレートガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンス、情報セキュリティに関連するコンサルティングを実施。日本公認会計士協会IT委員会委員、IT教育専門委員会、監査IT対応専門委員会等の委員を歴任
尾嶋博之[オジマヒロユキ]
デロイトトーマツリスクサービス株式会社マネジャー。公認情報システム監査人(CISA)、CISSP。通信事業者、通信機器メーカを経て、2005年監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入社。BCM構築支援、BCP策定支援等のBCM/BCP関連のコンサルティングを中心に、危機管理体制構築支援、危機管理マニュアル作成支援、情報セキュリティマネジメント体制構築支援、IT内部統制監査等に従事する。産業技術大学院大学非常勤講師を務める
前中敬一郎[マエナカケイイチロウ]
デロイトトーマツリスクサービス株式会社。公認情報システム監査人(CISA)。システムインテグレータにて、ソフトウェア開発、情報システム構築に従事。その後、米国駐在を経て、2008年監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入社。ISMS構築、情報セキュリティポリシー策定、事業継続管理(BCM)、BS25999認証取得支援等のコンサルティング業務、及び情報セキュリティや事業継続計画(BCP)等をテーマとしたセミナー講師や執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 空想科学読本 〈9〉