監査役に何ができるか

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502687709
  • NDC分類 325.243
  • Cコード C3034

内容説明

今まで多くの部下をリードし業績を上げられた全ての監査役の方々に、そして、内部統制疲弊症から回復されつつも今ひとつ満たされないかなり多くの監査役の方々に、会計・監査のあるべき姿と先進例を紹介し、「企業風土」「企業文化」を向上させてほしいという願いを込めて出版。

目次

「社長のための監査役」vs「社長を監視する監査役」―理想の監査役像とは?
監査報告書は監査役の「製品」です―最も目立つ仕事です
監査役の業務監査とは?―監査役のメインの仕事です
「内部統制システムの監査」vs「コーポレート・ガバナンス」―「統制環境」とは?
監査役の会計監査とは?―どこまでやればよいのか?
パナソニックの苦悩―貸借対照表の3つの見方
パナソニックの利益捻出方法―損益計算書は下から読む?
「パナソニック銀行」の行方―キャッシュ・フロー計算書の効用と限界
「日立城」を守る闘い―あなたの会社は見られているのです
企業不祥事の発見は監査役だけが行うものか?―全社的チェック&コントロール
プロも摘発に失敗した粉飾決算とは?―多発する循環取引や架空口座への付替え等
攻める監査役の監査計画とは?―経営の有効性と効率性を高めるために

著者等紹介

千代田邦夫[チヨダクニオ]
早稲田大学第一商学部卒業、同大学院商学研究科修士課程修了。鹿児島経済大学助教授、立命館大学経営学部教授を経て、熊本学園大学大学院会計専門職研究科教授、経営学博士、公認会計士、寺崎電気産業株式会社監査役(非常勤)、社会福祉法人奈良社会福祉院監事。著書に、『アメリカ監査論―マルチディメンショナル・アプローチ&リスク・アプローチ』中央経済社、1994年(日経・経済図書文化賞、日本会計研究学会太田賞、日本内部監査協会青木賞)、『アメリカ監査制度発達史』中央経済社、1984年(日本公認会計士協会学術賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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