内容説明
製品・サービスの製造から使用・廃棄に至るまでに排出されたCO2を算定・表示するカーボンラベル。その数は、欧州を中心として40種類を超える。本書は、世界主要国(イギリス、フランス、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、スイス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本)のラベルの意義、目的、関連法制、認証プロセス、排出量データの計算方法などについて多面的に解説する。
目次
第1章 カーボンラベルの概念と種類
第2章 カーボンフットプリントの測定方法
第3章 英国カーボントラスト社のカーボン削減ラベル
第4章 英国テスコ社のカーボン削減ラベル
第5章 フランスのカーボンラベル
第6章 その他欧州諸国のカーボンラベル
第7章 カーボンラベルをめぐるEUの動向
第8章 北米のカーボンラベル
第9章 オーストラリア、ニュージーランドのカーボンラベル
第10章 日本のカーボンラベル
第11章 カーボンラベルの有効性と課題
著者等紹介
上妻義直[コウズマヨシナオ]
上智大学経済学部教授。上智大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学後、名古屋工業大学助手、オランダ政府給費によるリンパーク研究所客員研究員、静岡県立大学経営情報学部助教授、上智大学経済学部助教授を経て現在に至る。環境省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、内閣府、日本公認会計士協会等のCSR・環境関係の審議会、検討会・研究会等で座長・委員等を歴任。日本会計研究学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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