内容説明
大手小売企業主導による流通システム再編をもたらした構造的要因や、各消費財業界の取引制度改革に焦点をあて、チャネル論の新たなパラダイムを提示する。
目次
第1章 進化する日本の流通システム
第2章 日本型取引制度の成立と進化
第3章 日本型小売流通システムの特性と軌道修正
第4章 メーカー系列販売会社の生成と展開
第5章 酒類業界の流通再編と取引制度改革
第6章 家電業界における流通チャネルの再編
第7章 専売店制の競争優位―自動車フランチャイズ・システムの存続要因
第8章 日用雑貨品業界のチャネル再編と取引制度の改革
第9章 加工食品業界のチャネル再編と取引制度の改革―菱食を中心に
第10章 アパレル業界の生産・販売体制の革新
第11章 製販統合時代におけるチャネル研究の現状と課題
著者等紹介
崔相鐵[チェサンチョル]
流通科学大学商学部教授、博士(商学)(神戸大学)。1960年生まれ。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。香川大学経済学部助教授、流通科学大学商学部助教授を経て、2003年より現職。専門は、マーケティング論、流通システム論
石井淳蔵[イシイジュンゾウ]
流通科学大学学長、神戸大学名誉教授、商学博士(神戸大学)。1947年生まれ。1975年神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期退学。同志社大学商学部教授、神戸大学大学院経営学研究科教授などを経て、2008年より現職。日本商業学会会長などを歴任。専門は、マーケティング論、流通システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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