出版社内容情報
新会計基準を織り込むとともに、海外事業投資の資本コストの測定等を新たに追加して改訂。
内容説明
本書は、株主価値経営の実践手段としてEVAをどのように利用すればよいのか、さらに、さまざまな角度からEVAの活用可能性について明らかにしている。本書第2版においては、とくに第4章では新しい会計基準に対応した修正をし、第5章では「海外事業投資の資本コスト」の測定を追加した。また第7章では「相対便益アプローチ」と呼ばれる時間価値を反映した原価配分が目的適合的な業績指標の作成に有用であることを提言している。
目次
第1章 経営改革の方向性
第2章 投資決定とEVA
第3章 株主価値と経営計画
第4章 NOPATと投下資本簿価の測定
第5章 資本コストの測定
第6章 株主価値とバリュー・ドライバー
第7章 株主価値を高める事業戦略
第8章 インセンティブ・システム
第9章 部門別業績管理
著者等紹介
佐藤紘光[サトウヒロミツ]
1943年愛知県に生まれる。1967年早稲田大学商学部卒業。1972年早稲田大学商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学社会科学部教授
飯泉清[イイズミキヨシ]
1934年茨城県に生まれる。1960年早稲田大学商学部卒業。上場会社勤務。食品会社取締役経理部長を経て、1972年公認会計士・税理士登録。大手監査法人にて大会社の監査に従事。ゴルフ場、中小企業投資育成の監査、税務、経営指導に従事
齋藤正章[サイトウマサアキ]
1967年新潟県に生まれる。1990年早稲田大学社会科学部卒業。1995年早稲田大学商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、放送大学教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。