内容説明
“環境に優しい物流”が唱えられてから長い年月が経過しているが、企業にとって環境に対応することはコストアップ要因として認識され、積極的な取り組みにまでは至らなかった。本書では、“環境対応=コスト増加要因”という一般的な常識を覆し、物流に関する限り環境対策はコスト削減策であり、環境調和型ロジスティクスとは「環境対応策=物流効率化策」であることを明らかにする。
目次
環境調和型ロジスティクスの課題とその方向性
製品開発で環境調和型ロジスティクスを実現する
商取引の適正化で環境負荷を軽減する
物流ネットワーク再構築で環境負荷を軽減する
モーダルシフトで環境調和型ロジスティクスを推進する
共同輸配送による環境負荷低減
物流EDIの導入は環境負荷低減を支援する
求車求貨システムによる環境負荷低減
包装の見直しは環境負荷低減の第1歩
輸配送の見直しで環境負荷を軽減する
荷役・保管・流通加工の見通し
環境パフォーマンス指標で社会貢献度を評価する
ECO TAX管理会計で環境調和型ロジスティクスを浸透させる西友の事例
著者等紹介
長谷川勇[ハセガワイサム]
学歴、立命館大学法学部卒。資格、中小企業診断士、ITコーディネータ
斉藤伸二[サイトウシンジ]
学歴、室蘭工業大学大学院電子工学専攻修了。資格、中小企業診断士
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