出版社内容情報
マクロ経済動向、デフレ、財政安定化、規制と競争といったテーマを通じて日本経済の現状を分析・評価し、中長期的な視点から経済成長への処方箋を提供する年度版レポート。
内容説明
政府としての立場を守らなければならない経済白書に対して、国際機関の視点から各国の政策の失敗例・成功例にもとづいて日本の政策を遠慮なく評価しているのがこのOECDレポートである。2004年版では、日本経済の見通し、デフレ、構造改革の評価、競争政策と経済パフォーマンスなどを取り上げている。
目次
序章 評価と勧告
第1章 マクロ経済動向および主要経済の課題
第2章 デフレからの脱却
第3章 財政安定化の達成
第4章 製品市場における競争と経済パフォーマンス
第5章 成長を高めるためのさらなる構造改革
著者等紹介
大来洋一[オオキタヨウイチ]
政策研究大学院大学教授。東京大学経済学部卒業。経済企画庁、OECD日本政府代表部一等書記官、内国調査第一課長、経済企画審議官等を経て、1998年より現職
古川彰[フルカワアキラ]
立命館大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。経済企画庁を経て、2000年より現職
渡辺東[ワタナベノボル]
国土交通省政策統括官。東京大学経済学部卒業。経済企画庁、岐阜県産業経済振興センター理事長、内閣府国民生活担当審議官、公正取引委員会官房審議官等を経て、2004年7月より現職
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