内容説明
企業は、与えられた市場構造のもとで、ライバル企業とどのような関係を維持しようとするのか。またどのような戦略を用いるのが得策なのか。本書は、規制緩和や規制の強化が産業、消費者および社会全体にもたらす効果を明らかにし、政策のあり方に指針を提供するものである。
目次
1章 産業組織論の目的および市場構造
2章 競争下の企業と産業
3章 独占企業
4章 価格差別とダンピング
5章 公益企業理論
6章 公共料金の設定
7章 数量設定型寡占企業
8章 企業の合併・買収およびシュタッケルベルグ・モデル
9章 価格設定型寡占企業
10章 参入阻止理論
11章 コンテスタブル市場理論
著者等紹介
春名章二[ハルナショウジ]
1950年岡山県生まれ。1980年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。その後、大分大学助教授、大阪大学併任教授等を経て、現在、岡山大学経済学部教授。一橋大学博士(経済学)
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